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TVでやったので見たよ。

期待しすぎて期待はずれ。
面白くなかったわけではないけど、期待が高すぎた。
ファインディング・ニモがあまりに面白かったんで、そのせいだろう。

ピクサー憎いからから喜ぶべきなんだが。
なんだか残念だった。
敵ながら天晴れといわせてほしかった。

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なにがまずいかっていうと、
部分部分を取り出すと、面白いんだけども、
全体としての構成の見事さに欠けるというか。

小ネタの宝庫というか、
お笑いでいうとレッドカーペットの3分ネタを次々みせられてるような・・・

細かいネタをあとで全部回収してるのも上手いんだけど、
上手い職人芸をみせられてるようで、
だからなに? みたいな。

前半と後半の明暗も見事なコントラストなんだけど、
だからなに?みたいな。

戦闘シーンも飽きさせずにやたら時間を食うけど、
ちょっとだらけて感じる。
でもチャンネル変えないギリギリのところで興味をひっぱる。
そういうときにでてくる水面走りの爽快さとか、計算なんじゃないかと疑ってしまう。
いや計算なんだろう。

つまりそういう、ソロバンはじいた感じが気に入らない。

突き抜けた見事さに欠けると言うか・・・
なんというか、まんべんなく平均点以上なんだよね。

で、平均以上だけど、すべてが最高点じゃない。
クライマックスだって平凡だし、逆転劇も、家族愛も、アクションも。
ああそうだこの言葉だ
「物足りない」

向こうは脚本家が合議でストーリーを決めるから、
破綻もないし、悪いところは直せるんだろうけど、
そのぶん監督の作家性とか情念みたいなものが平均点の海に水没したように思う。

それなりに込めたテーマはあるんだろうけど。
大筋はすごく単純で、その単純なラインにトッピングを大盛りでちりばめたみたいな豪華さ。
でも、底に潜んで、期を見て一撃必殺で観客のハートをかっさらうような構成の見事さや、あっといわせる仕掛けに欠ける。

ハラハラドキドキさせても、
うならせるようなものはなにもなかった。
心になにもひっかからないってのはさすがにまずい。
俺かピクサーのどっちかが確実にまずい。
そして俺は絶対に譲らない。



もともと、よくも悪くもピクサーはそういう軽めの優等生な映画作りなんだけど、
なんで俺にとってこれがだめで、ニモはすごく面白かったんだろうなあ。

・・・

考えてみた。

たぶん、キャラクターに愛着が持てないからだと思う。
この映画に登場するキャラは、やはり平均点以上だけど。
同時に類型的なんだよ。
キャラに限らず、
どこかでみたシチュ。
どこかで見た展開。
どこかで見たクライマックス。

どこかで見たものばかり。

なんだろう。
見た目は面白い人たちばかりなんだけど、
このキャラ、魂込めて作ってんの? という感じがするのかも。

主人公にも美学がない。
悪党にも美学がない。
ママにも、子供たちにも、脇役にも。

見てるあいだ、これは進化した人形劇だとしきりに感心してたけど。
見終わってみると・・・
人形アニメで魂込めなかったら、それはただの人形だよ。。。

いやね、ほんとに期待してたんだよ。
おのれピクサーと言わせて欲しかった。
2008.12.13 Comment:0 | TrackBack:0
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