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監督:ロニー・ユー
製作:ショーン・S・カニンガム
フレディ原案:ウェス・クレイヴン
ジェイソン原案:ヴィクター・ミラー
脚本:マーク・スウィフト、ダミアン・シャノン
テレ東でやってたのを見たんだけど。
すごく面白かった!

馬鹿映画かと思って見てたら、意外とホラーの部分がしっかり作ってあったので意表を突かれた。

冒頭フレディが作戦を練って、なぜジェイソンと絡まねばならなかったのかを説明したりするのがマヌケだけど、
そのあとの数十分は、初期の『エルム街の悪夢』を思わせるノリで楽しめた。

もちろん全体としては、馬鹿映画だ。だって『フレディVSジェイソン』だもの。
これで馬鹿映画じゃなかったら詐欺だ。
馬鹿映画の中で、しっかりガチンコのホラーをやってるところに好感がもてるのだ。

監督は『チャイルドプレイ』の一作目の人だけど。
この人、あれ以来あまりホラー映画も撮ってないみたい。
それが、フレディというホラー界のスターを扱えることになって発奮したのだろうか。
そういう愛着とかやる気といったものを画面から感じる。

僕は『13日の金曜日』シリーズはかなりどうでもよくて。一度も怖いとも面白いと思ったことがなく、退屈な映画だと思ってるんだけど、
この映画のジェイソンはかなりイイ。

監督が変わればこうも変わるものか。
麦畑の中から炎とともに現れ、殺戮を開始するジェイソンの有無をいわさぬ圧倒的で凶悪な存在感。

こんなジェイソンとフレディが戦うんだから大変だ。
っていうか、夢と現実に生きる(っていうか二人とも死んでるんだけどね)、水と油の二人。
予想ではフレディ圧倒的優位かと思ったんだけど、今回この二人の対決をみていてジェイソンを見直した。

フレディはまだユーモアを解し、人間的な悪感情に支配されているところがあって、まだ共感できるところが多い。

だがジェイソンは違う。理屈も道理も通用しない。
圧倒的な突進力で無意味な殺戮を繰り返す理不尽極まりない男。
なによりも知性に欠ける。っていうか究極なまでにモノを考えてない。無だ。混沌だ。
一応、『サイコ』を思わせる母親との関係や、子供時代のトラウマが描かれているけど、それが殺戮にいたるプロセスが説明不足すぎて、俗世に生きてる観客は口をあんぐりあけて動揺するくらいしか手がない。

これは、生々しい人間らしさを引きずってるフレディなんか及びもしないわけのわからない存在。

ジェイソンは冒頭から登場して殺人を犯してはいるが、
その本当の怖さが発揮されたのはフレディと対決する展開に入ってからだと思う。

夢に引きずり込もうが、切り刻もうがお構いなし。
ジェイソンは突進あるのみ。
その無意味さにはフレディも気おされる。
前半であんなに怖かったフレディが友達に見えるw


前半はフレディ。後半はジェイソンの怖さを、
「どう怖いのか」
と、両作の原点に立ち返って描写した監督は偉い。
ホラーを愛してるからこその演出力に感動した。


そして、馬鹿映画としても期待は裏切ってなく、スター対決の鮮やかさもちゃんと楽しめた。
ナタとカギ爪がビュンビュン交差し、火花や土煙が舞い散るアクションのキレのよさ。
テンポのいいカット割り。
ホントに馬鹿だよね。フレディとジェイソンが格闘ゲームよろしく戦ってるんだもの、まさしく夢の対決。
うん、ナイトメアのほうだけど。
素晴らしいよこれは、感動した。

制作のショーン・S・カニンガムは、『13日の金曜日』の監督で、
こんなのも作ってたのね。

「ジェイソンX 13日の金曜日」スペシャルサイト

そういやそんなのあった気がするけど、当時は見る気がしなかった。
しかしジェイソンが宇宙へ・・・
いまさらだけどこれ、「馬鹿映画だぞ」と堂々と看板を出して宣戦布告をしてる感じが疼くなぁ・・・
『フレディvsジェイソン』が面白かったので見てもいいかもなあ。

シネスケ評

フレディvsジェイソン オフィシャルサイト : HERALD ONLINE

2005.07.13 Comment:0 | TrackBack:1
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