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宮本輝の『青が散る』をなんとなく読み始めた。
大学のテニス部が舞台ということで、そういうのに興味ないので、まったく期待してなかったんだけど、読み始めたら宮本節全開で、まだ10分の2くらいしか読んでないけど。絶対に傑作なのがわかる。

うーん、金子の肉体美と、安斉の病弱な描写の明暗がいかにも宮本輝。
できたばかりの大学という特殊な舞台もいい。

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読んでて、これドラマ化したらどんなんだろうと、しきりに想像してたのだけど、

たまたま、長渕剛のことを調べてて、彼が出演した『親子ゲーム』の項目をwikipediaで掘っていったら、『親子ゲーム』の元になったドラマ『家族ゲーム』の後番組のとこに『青が散る』の文字が・・・。

608185059_36.jpg

なんだ、とっくにドラマ化してたのかと。

さらに、作中のガリバーという登場人物が『人間の駱駝』という自作の歌を歌うシーンで、
俺は頭の中で井上陽水っぽい節回しで読んでみたけど、
どうもしっくりこないので、長渕っぽく頭の中で歌ってみたら、
これだ! と・・・

調べたら、ドラマの中でも『人間の駱駝』は再現されてて、
しかも、作曲は長渕だった・・・!

見たいものみせてくれそうなドラマだなあ。
ファンサイトっていうかファンクラブ?まであるし。根強い人気があるようだ。

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主人公は石黒賢で、その友達の金子は佐藤浩市。
若い頃の二人なら、考えるほどにいい配役。
金子はもうちょっと朴とつな顔を想像してたけど、
佐藤浩市の金子はいいね。

ただ、病弱な青年、安斉克巳の病気がドラマでは違う。
白血病とは安易な・・・原作のあの病気でないとテーマは伝えきれないような気がした。まあ放送できっこないから、白血病は妥当か・・・

あと応援団長の端山が村田雄浩ってのが納得いかないんだよね。
端山は目がつり上がってて、理知的な唇をしていて、聡明さがにじみでているんだよ。
むしろこの役に佐藤浩市を当てはめればピッタリだと思うんだけど。

関西弁が東京弁になってるのも不安。
神戸とか六甲を舞台にしてこその風情もあるだろうし。

まあ、ドラマはいいや、ビデオ化してないみたいだからどうせ見れないし。



2009年1月19日(月)追記
その後、この小説はつまみ食いのまま放置しちゃったのだけど、
1年後に最初から読み直した。
読了後すぐに感想を書くべきだったと後悔してるけど、これは本当に傑作。

テニスでのクライマックスは、インカレの大会ではなくポンクとの一騎打ちだったけど、
このときの熱気あふれる試合と、校舎の窓辺にたたずむ人物の対比が印象的。
そこに浮かび上がる生と死のコントラストの鮮やかさは、以前読んだ短編集の持ち味と同じだった。
恐らく作者の死生観が表れてるのだと思う。

「青が散る」というタイトルはダテじゃない。
良いことの後には、必ず待ち受けるように悪いことが起きる。
だから、でてくるエピソードはつらいことのほうが多い。
しかし読んでいて嫌な気分がしないのが不思議だ。
むしろ不幸な物語に恍惚となってしまう。
挫折して散っていく若者たちのはかなさは、とにかくため息が出るくらい美しいのだ。

作者のあとがきを読むと、宮本輝が過ごした大学生活の照りつける太陽の中の鮮やかな日々をそのまま叩きつけ、文字の中に留めるのがこの小説の大きなテーマだったみたいだけど、大成功だと思った。

なんかまだ言いたりないから、もう一度いっとこ。
これは本当に素晴らしい小説だ。

あーくそ。
いずれ読み直すだろうから、感想をちゃんと書き直したいな。
この小説の素晴らしさを全然伝え切れていない。
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2007.10.30 Comment:0 | TrackBack:0
ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックと、
バックストリート・ボーイズを混同してた。
よく考えたら時代が10年くらい違うわ。

でも調べたら、ニューキッズの元メンバーがバックストリート・ボーイズは俺らのパクリということをいってるからOK。

 あの人今何してるの?  ニューキッズオンザブロック
 http://bobbybrown.blog14.fc2.com/blog-category-19.html


「だけどバックストリートボーイズが俺達をディスしていたのにはすごく不愉快だ。 彼らはもっと自分達のルーツに対して敬意を払うべきだ。 自分達のことをイーグルスみたいなグループだと思っているみたいだけど、それは違う。 彼らがニューキッズに影響を受けているのは誰が見ても明らかだよ。 事実、彼らのマネージャーをしている Johnny Wright は元々ニューキッズの運転手をしていた男で、ニューキッズを通してこのビジネスのノウハウを学んだ男だ。」



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ああ面白い。
光GENJIが、SMAPの人気をひがんでるようだ。
気持ちはよくわかるけど。
2007.10.27 Comment:0 | TrackBack:0
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