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前回の続き。
最初に言いかけたことにようやく戻ります。
ここから黒い第二部です。

ダンボールアートのサイト。
DANBORL HAIR FLUTTERS

いったいこのページはなんだろう、主催はどこだろうと調べてたら・・・こういうとこに行き着いた。

社団法人 姫路青年会議所 ホームページ

ごめん、このページ見た感想。
直感だけで言います。
キモい。ひたすらキモい。

申し訳ないけど、僕はこういう活動にはなんだか嫌悪感があって、
まっさきに気色の悪さを感じてしまう。
青年会議所のHPにかかれた”目的”には「社会の変革」と「地域への貢献」といったフレーズが目立つ。その左よりに思える目的意識。
そんな内容の崇高さと、足並みそろえた連帯感。自己研さのスローガン。高揚を伴うイベント。
これらが合致するとなにやら宗教チックなイメージとかぶってしまって。

実際検索してると、社団法人にはバックに宗教団体(宗教法人)をもった宗教系大学(学校法人)が青年会議所を真似て作ったかのような怪しいものもあるけど、それは重箱の隅のこじつけか。
でも社団法人が、宗教団体の体質と相性が合ってることは否めないだろうな。

で、社団法人の「青年会議所」というのはよく名前は聞くけど、
一体なんなのかよくわからん。
NPOというやつなのかな。

調べてみた。
もう僕のメモ感覚だけど、このブログはそういう使い方したかったのでいいのだ。
メルマガのログ

西東京JCメールマガジン 2003-8-1
検証!青年会議所って、NPO?
 青年会議所もNPOなの?とよく聞かれることがあります。

 この辺でNPOの定義・位置づけを整理してみますと、NPOとは、英語のNonprofit Organizationということばの頭文字をとったものです。Nonは「非」、profitは「利益を目的とした」、Organizationは「組織」で、直訳すると「非営利組織」です。
 また行政機関ではないことから、「民間非営利組織」とも訳されます。営利を目的とする団体(会社)に対して、営利を目的としない民間団体の総称としてNPOと言う言い方で使われます。
俗に言うNPO法で定める法人格を持っているかどうかということは問題ではありません。
 近年、マスコミ等で取り上げられているような、自由で自律的に活動する民間の非営利団体が増えてきており、その活動はまちづくり、福祉、文化・芸術・スポーツ振興、国際貢献、災害救助などの幅広い分野で活躍しており、市民が自発的に活動を組織していることが多いことから、このような活動を「市民活動」とか「市民公益活動」と言われています。ご存じの様にそれらの活動は、青年会議所としても戦後の焼け野原の時代からその復興に関わり、既に50年以上にわたり取り組んできていることです。
 その点でも市民活動のパイオニアである、私達青年会議所も当然にNPOということになります。
 そして、前記したように、そのNPOの定義にもそのままあてはまる私達青年会議所です。
 しかしながら俗に言う「NPO」とどこか一線を引いているような青年会議所の体質について、NPOを参考とすべき改善されたほうが良いのではないかとも思われる点などについて、次回以降もう少し深く検証してみたいと思います。


ここでは法人格とは別にNPOの定義を「非営利」としてるけど、
社団法人という民放によって法人格を認可された組織だって「非営利」。
ここででてきたNPO法ってのはそもそも最近できた新しいものらしい。
じゃあ、NPO法人を例えに出すのじゃなく、民放で定められた公益法人の認可にも触れてNPOを説明してもいいのにね。

NPO法人は社団法人や財団法人などの
公益法人とどう違うの?


ここ見ると、一番目を引くのは
「許可するかどうかは、主務官庁に裁量権があるとされています。実際のところ、公益法人を設立できるのは、時間・金・労力などに恵まれた組織だけとなっています。」
という部分。
なんだか国の認可事業を見てるみたいだ。
特権階級の匂いがする。

逆に言うと 1998年にNPO法が制定されたのは「規制緩和」みたいなもんじゃないの?
Q&Aっぽく文章を構成したかったからかもしれないけど、
JC側の人間が、公益法人認可のことには触れず。純粋なNPOの言葉の定義だけを強調すると、どうも胡散臭い。

「青年会議所はNPOなの?」って聞かれたら、下の表をみせて説明したほうが早い。ラストの部分とかお茶を濁してるように思えるのは「権力を持ち始めてること」に罪悪感があって、純粋なNPO定義をするのははばかられるからではないのか。
あの書きかたでは「NPO」とは「NPO法人だけを指すもの」であって、「青年会議所は実はNPOではない」とでもいわんばかりだ。

http://www5.ocn.ne.jp/~f-kikaku/newpage9.html
(1) NPOの概念
NPOとは、Nonprofit Organizations(民間非営利組織)の略で、以下のように、広義のNPOと狭義のNPOに分けられます。

 広義のNPO ┐団体例
          ┌公益法人(社団法人、財団法人)
          ├社会福祉法人
          ├学校法人
          ├農協
          ├生協
          └(狭義のNPO)市民活動団体 
                       └NPO法人
                       └ボランティア団体等


生協や農協も広義ではNPOだったのか・・・いわれてみれば・・・
営利目的がないともいえないだろうけど。
てことは生協のレジ打ちのパートは社会貢献のボランティアに間接的に関わってることに??


青年会議所(JC)の説明を見る。
JCとは
青年会議所(JuniorChamber)のことで、英訳の頭文字の略称です。
青年会議所は「明るく豊かな社会」の現実を理想とし、40歳までの責任感を持った青年が、人種・国籍・性別・職業・宗教の区別なく集まり活動している団体です。

JC三信条
修練 (個人の自己啓発・修練)
奉仕 (地域社会への奉仕)
友情 (志を同じくする者同士)


ごめん、やっぱダメだわ。
自己啓発ってとこで、もうオエーッとなってしまう。

なんか検索してたらこんなこと書いてる人もいた。

+ ---- maomao14 > 納屋 > 自己啓発外伝8 ---- +


いろんなサイトを見せていただいて勉強したんですけど、いまの自己啓発業界には二つの大手組織があるそうです。
ひとつは六助さんが体験した組織。特長は社長さん狙い。各地の青年会議所にも入り込んでいるそうで、会議所本部では問題になっているとかいないとか。


なんか同じ匂いのする場所には似たような輩が集ってくるような・・・・
JCって選挙のときに自民党を応援して出張ってくるあの人たちか。左じゃなくて、むしろ庶民に「左っぽい夢」を見せて飼い殺し、吸い取るだけ吸い取る手管に慣れた連中。
権力志向、中枢志向、お金大好きな人が向いてるのかな。
政治家も多く輩出する土壌になってるみたいだけど、僕には関係ないや。

しつこく検索してたら2chのログにけっこうあるなあ。JC批評。
こういう場合は、2chの意見もひとつの参考になる。

■ 青年会議所ってどういう団体? ■
3 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/04/24(月) 22:31

表向きはボランティア団体。
実態は、2代目ぼんぼんの集まり。


4 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/04/25(火) 02:29

なんか志しがあるような振りだけはうまい連中が集まってて
その実は安っぽい意味での新保守主義みたいなの。


5 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/04/29(土) 17:21

>4 さん、うまい!
なかなか良い表現ですね。思わずカキコしてしまいました。

7 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/04/29(土) 22:01

>3
ボランティア団体ではなく自己訓練の団体です。
その訓練の成果を実社会に還元するという事らしい。

8 名前: IA 投稿日: 2000/04/29(土) 23:21

JC内でプロジェクトを組んで2代目を訓練させる場らしい。
あとコネクション形成の場とか。
そこの人にここ紹介したけど。
Kさん見てる?

10 名前: 英知勇気情熱 投稿日: 2000/05/22(月) 19:33

大小はともかく会社経営者(もしくはその卵)の集まりである
青年会議所という世界団体。昼は神妙な顔で会議などをするNPO
団体も夜になると会社経費で相当えげつない事をするという噂も。
宴会での女体盛りを写真週刊誌にすっぱ抜かれた過去もあるし
年一回の全国大会が行われる前夜にはパパラッチも出るという。。



11 名前: 勘当ボンボン 投稿日: 2000/06/01(木) 22:38

やっぱり青年会議所って、どこも同じようなもんなんよ。
つまり、企業間コネクションを保つための「若旦那組合」です。

かくいう私も、某地方土建屋のボンボンだったもんですから、
内情はある程度知っています。(今は別な街で、全く関係の
ない仕事をしてますが)

たしかに、地元企業の二代目ボンボンばかりの集まりですね。
もちろん会社の経費で会費は出していますが、相当高額です。
でも、20代の若旦那は飲み会の席ではほとんど「おごられる
側」になります。内部で出費させられることはあまりありません。
ただし、何かイベントとかあると、真っ先にクサい雑用をさせ
られます。(駐車場整理とか、力仕事とか、まぁいろいろとね)

なお、青年会議所を40歳で引退したあとは、商工会議所青年部へ
自動的に移動するのがお決まりのようです。



コネクションとか生々しいなあ。
なにかを言い当ててるような気がする。
うーん勉強になった。
ひとつ賢くなった気が・・・いや馬鹿になったのかもしれんけどw

まだでてくるなあ・・・
これは2chっぽいけど、高知BBSってとこらしい。

商工会議所、青年会議所スレ

1  名無しぜよ  2002/02/09(Sat) 03:04

地域社会に大きな影響力を及ぼす団体だがその実態やいかに?


2  名無しぜよ  2002/02/09(Sat) 03:26

利権争奪の巣窟では?
青年会議所なんか起業家の2世、3世がいいように使われてる。
前に某社に勤務していたが、息子はほとんど青年会議所の専属パシリ状態でほとんど仕事してなかった。
そんな3代目に誰もついて行かないわなぁ。

8  名無しぜよ  2002/02/12(Tue) 14:37

>>2
的を得てるね・・・。私も同じような境遇で仕事していました。
しかも飲み会なんかは全部会社経費だったよ・・・。
「自分らがエリート」っぽく見せてるけどかなりのDQNの巣窟だよね。


9  名無しぜよ  2002/02/12(Tue) 14:37

稲垣元メンバー。


10  名無しぜよ  2002/02/12(Tue) 14:38

小泉元総理。


11  名無しぜよ  2002/02/12(Tue) 15:12

>>2 >>8
同意。親の七光り連中ばっか。以前JCの奴の結婚式に出たが
何を勘違いしたのか祝辞の時に自分の会社の自慢を4~5人が
入れ替わり立ち代りしだした。その中のひとりが「JCも活性化が
必要だよね」と言われた私は「君が辞めれば活性化するよ」って言ってやった。
もちろんその後結婚式途中にして家に帰った。ドキュソの巣窟だ。

12  オプリーチニナ  2002/02/13(Wed) 20:44

>>11
そのとおり。はっきり言ってバカの巣窟。あれで「高知の未来を考える」なんて言ってるから
たいしたもの。経済同友会が教育を語るのと同じくらい胡散臭さイパーイ!


13  オプリーチニナ  2002/02/13(Wed) 20:45

NPO活動にも力を入れているが、あれも奴らの虚栄心を満たすための戯言。

16  オプリーチニナ  2002/02/13(Wed) 23:26

>>11
彼らの側からの自己紹介
http://www.jaycee.or.jp/whatsjc/
うーん、実態は某板などの自治厨房のような存在かな。かなり行政や地域コミュニティーに
食い込んでる。高知レベルだと利益誘導というより馴れ合いのようなレベルだけど。どちら
の側もお互いに利用価値を見出しているからな。経営者の2代目ヴァカが多い。こんな奴らの
意見が「一般市民」のものとして各種審議会などで発せられていると思うと憤りをおぼえるな。
>>15
やはり夜のお街が彼らの会議室なのでしょう。



17  名無しぜよ  2002/02/14(Thu) 00:39

奴等は上っ面は地域振興、発展などと大義名分を掲げているが、実態は
腹の探り合いや、スケコマシ以外何者でもない。高知を自分等が仕切っていると
変な勘違いしているドキュン集団。


18  健太  2002/02/14(Thu) 02:13

>>16
>やはり夜のお街が彼らの会議室なのでしょう。
常識です。勿論会社経費でね・・・。
>>17
>腹の探り合いや、
そうなんだよね。困ったことに。
私は何人かのメンバーを知っているのですが他のメンバーが失敗を起こさないかとか、
一緒にいるメンバーとその席にいないメンバーの陰口を叩いたりと、ホントに外から
見ていると何をやっているのか全くわからないですね。
あと、2世3世なんかの方達はJC繋がりで、しょうもない位の小さな仕事を提供し
あったりして、部下に自分の顔が広い事を自慢してたりするんだよね。
(俺が仕事を取ってきたと言わんばかりに・・・。)
>スケコマシ以外何者でもない。
私の知っている方達(少なくとも2人)は大人板のスレにある某出会い系サイトにて
頻繁にメールを送っていました。
(無論、片方が就業時間中に訪れてきて、定時までずっと・・・。)


うわあ、シモのドロドロした話に・・・
地方限定の掲示板だけに2chよりも生々しさを感じるわ。


あと青年会議所の卒業生が軒並み「進学」することになるという
商工会議所。どこかで聞いたと思ったら

31  名無しぜよ  2002/06/12(Wed) 16:56

商工会議所の事業で一般に知られているのは、やはり簿記、ワープロ等の検定事業
です。あと商売人向けの融資の斡旋や講演会等、あと高知の商工会議所はよさこい祭
もやってるよ。



ああ、そっかそれね。なるほど。


まあNPOっていってもいろいろあるんだろうけどね。
それこそNPO法の制定によって純朴な意識を持って社会に関わっていきたいと考えてる人に門戸を広げてるんだろうし。
NPOやNGOの活動が社会に貢献してるのはわかるし。
イラクの人質事件のとき外務省はNGOの切り開いた外交ルートに頼りっきりだったりしたのは印象的だった。

でもまあ、いろいろ書いたけど、実は僕が興味あるのは、あくまでダンボールアートの魅力についてだけです。

姫路ともなると中枢から離れた青年会議所ってことで、前述の掲示板にあったように、馴れ合いの部分が大きいのかな。
この組織が若旦那だけで構成されてるはずもなく、タテマエとしては年齢制限内で志があって、年会費などの経費を払えば誰でも入れることになってるし。
僕は「馴れ合い」の是非はともかく。
そういう雰囲気嫌いじゃないので、イベント自体には惹かれてしまうのです。

良くも悪くも学園祭のノリ。
東京でもやったらいいんじゃないかと思いますよ。
もう少し規模が大きくなったら、いい感じで面白いイベントになりそうな気配がする。

そこに屋台や近くに広い公園があったら、けっこう楽しい空間ができそう。そういうの好きだなあ。
ほんとけっこう有望なんじゃないかなー。東京JCの若旦那衆はこんなうまみのある企画、姫路に独占させておいていいのでしょうか。
パクってナンボですよ。

で、前回ともども長々とダンボールアートの魅力を語ってきましたが、それをぶち壊すように、最後はまた薄暗い話題で終わりたいと思います。
こういうイベントの集客力ってのは、イベント主催者にとっては生命線。次回の参加者に期待する意味でもなんとしても毎回盛り上げねばならない。

・・・要するにサクラというか、やらせな人がどれだけいるのかが気になってしまいます。

所属団体名に青年会議所と書いてる人はひとりだけいるのですが、
この人は多作ですね。
3作品出してますが、その多作ぶりは果たして自分の意思だったんでしょうかー・・・
もしかしてハウツービデオにも出てる人かな?
この人技術力は高いですが、それだけに僕が主催側だったら頼りにしますね。
このへん はひょっとしてアイデアに詰って
ここら辺り から丸々頂いちゃったかなーとw

その他に二人ほど検索で青年会議所に所属している名前をみつけました。

一家4人で参加してる村井一家という家族がいたんですが、
ここの長男。
村井俊介くん11歳の作品
「フィギュアケース」
もう僕はこの子大好きです。
このインチキ具合がたまりません。
将来大物になりますね。

ここのお父さんの名前を検索したらやはりというか、青年会議所にたどり着きました。

まあこのお父さんの作品
「ウルトラホーク」もそれに通じる度胸のいる作品ではあるんですが。

彼ら4人の制作時間が、他の作品が数日から数週間かけてるのに対し、
3時間~2時間という大胆な投げやりさが素晴らしいです。
村井一家バンザイ。

もうここからは勝手な想像ですが。
青年会議所のしがらみで一家全員に作品提出を迫るお父さん。
家族もブーイングの荒らし。

お父さん感極まって
 「俺だって参加したくねえんだよ!!」 

その様子をみてポンと父の肩を叩く俊介君(11歳)

その日村井さんは家族で外食にいきました。
お母さんもニコニコです。
子供たちには、各1500円の臨時お小遣いが支給されることになり、手打ちです。

俊介くんは絶対素質があるので、青年会議所に入れないで上げてください。逆の方向に伸びる子ですw

PS.金額のとこ最初1000円って書いたのだけど、青年会議所のハイソな人たちからすれば僕の金銭感覚は鼻で笑っちゃうようなものなんじゃないかと恐れをなしまして、1500円とフンパツいたしました。
感謝せえよ俊介、がはは(金持ち笑い)。

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2005.03.30 Comment:0 | TrackBack:0
ネットをしてると、いつのまにか、最初の目的と外れて、
全然知らないサイトをジロジロ眺めてることがある。
これがネットサーフィンというやつかな。

んで今日のネットサーフィン。(っていうかこの文章、数日に渡って書いてたのでけっこう前だけど)

最初はこの画像をみっけて。
これピカソかなーと思って「ピカソ」で画像検索をかけてた。
これカッコイイよね。
(結局この絵がピカソかどうかはわからずじまいだけど)
画像検索をしてるといろいろな画像のサムネイルが目に飛び込んでくる。


そしたらこういう画像がでてきて。
なんじゃこりゃーと。

で、ディレクトリをさかのぼって出てきたのがこれ。

ダンボールアートのサイト。
DANBORL HAIR FLUTTERS

僕が訪問したときカウンタが2907くらい。
ぶっちゃけ少ない。
ここユニークカウンタじゃないので、ひとりでリロードしまくって数字を増やしちゃったかも。

で、いったいこのページはなんだろうと調べてたら・・・ちょっと興味がまたヘンな方向に。それはいまはよしときましょう。

そうですね、2回に分けて。
後半、ぬめぬめしたこと書きますので、
今日はまず前半、ダンボールアートの魅力について語ります。

で、次回後半はぬめぬめなので、どちらかというと前半だけ見て欲しい。自分的には後半は自分の日記的なおまけ。
予想しなかった方向だったので、なんだか自分の興味の対象が、そういう意表をつく展開にスライドしていくことも含めてネットサーフィンの醍醐味なのだろうね。

ポケモン風にいうとダンボールアートコンテスト(白)と(黒)。
では今日は前半(白)です。
ダンボールでこんなこと出来ちゃうんだーという驚きと、会場の楽しげな雰囲気を紹介したい。


このコンテストは姫路で4回行われていて、
去年の初夏に行われた第四回(G4)の記録を中心にネットで閲覧しました。
サムネイルつきの全作品はここで見れます。


で、あのピカソは
10歳と8歳の姉弟が作ってました。
小山 恭弘・千尋コンビの作品はまだあります。
 「火の鳥」 
 「トーテムポール」 
なんか題材が年齢にしてはシブすぎるし、センスも卓越してるので、人数申告欄をみると、制作に関わった人がもう一人いるので、親が半分以上作ったって気はしますね。
でもこの作品はいいですね。

で、次にぐっときた作品はこれです。
高原光さん(39歳)の作品
 「秘宝いちばん大きな宝石はどれだ」 
別に塗料の使用制限とかはなさそうなんだけど、そこをあえてカラーダンボールを使って全て作り上げたというコンセプトが好き。


17歳の女子高生二人組がつくった、会場アンケートの一番人気。

作品No.104 「マリー・アントワネット」 
橋本春梨さん
西田香奈子さん

同じ高校の生徒で
井上 絢賀さん(16歳)他3名の作品
作品No.109 美女と野獣

これはディズニー作品をいい感じの造形で再現してますね。
プロポーションがいいです。
ところで、アントワネットもそうですが、薄い廃材の紙を使ってドレスを作るというアイデアが、兵庫県立姫路工業高等学校の女子高生参加者の間でいくつか重複してます。
やっぱ女の子だと「服をつくろう」という方向に興味がいくのだろうか。
たとえばこれとか

和ものではこんなのや、
こんなのもありました。

これは同校の内部で、かなり白熱した戦いになってたんじゃないでしょうか。

こことか、このへんの写真に写ってる人たちがそうだと思うのですが、写真では楽しそうに写ってますが、一皮向けば敵対心の炎でみんなメラメラじゃないですか。
このあと、絶対髪をひっつかんで、シャツもスカートもビリビリに破いて、爪をつきたてての凄まじいキャットファイトのバトルロイヤルタッグマッチになったに違いないんですよ。もうそれは間違いないです。
一番人気をさらったアントワネットの二人組がまず狙われ、多勢に無勢で潰されます。
となると4人編成チームが3組残るんですが、どこが一番強そうかということになります。
ここですね

優勝は美女と野獣チームでした。

作品で負け、リアルファイトで負けた人はみじめですね。
今年も参加して優勝狙ってください。

そんな血みどろの殺し合いの外で、マイペースに自分の世界に浸ってる人もいます。
同じく兵庫県立姫路工業高等学校
溝田理恵さん(16歳)他2名の作品で
作品No.101 F氏の午後
星新一っぽさを狙ったんでしょうか。
タイトルまで含めて優雅な感じがいいです。
世界観を作ってるので、これはアートだと思いますよ。うん。


これも姫路工業高校の生徒で、服系の人たちなんですが、
前述のドレス系とは一線を引いて別けたいですね。

河野弥生さん(16歳)他3名の作品。
作品No.107 青春(あおはる) 
この人たちはフィギュア魂を持ってます。
これある意味最高。
せっかく実物大なんだから、作者本人が着るべきなんじゃないでしょうか。そうです着るべきです。
着るべきです!(血眼)
個人的には、(この写真ではディティールはわからないのだけど)真ん中へんにある弁当箱らしきものがツボ。
消しゴム、シャーペン、定規なんて小物も見えますね。芸が細かい。

フェイクものとしては他に
中田麻衣さん(13歳)の
作品No.79 がありますが、こういうフェイクものは数年前から巨大な靴をつくってる人などがいて、その流れなんでしょうね。
ちなみに名前は女の子ですが、これ作者紹介でお父さんがガッチリ「俺のだ!」といわんばかりに持って写ってますから、事実上の作者はお父さんの方でしょうねw

実物大と品揃えという面白さもあって、総合力で青春(あおはる)の勝ちですね。



川上喜啓さん(45歳)の作品
 「風と海と浪漫」 
漫画『ワンピース』の影響か、帆船や海賊船の出展が歴代でも多いようなんですが、これは波の質感にまでこだわった感じがいいですね。
ダンボール以外の素材をどこまで使っていいのかは議論されるべきだと思うんですが、同じ廃材だし、このビニールの使い方はいいんじゃないでしょうか。

谷口雄一くん(13歳)の作品
 「ハウス」 これはヤバいです。
一歩間違えると実用に耐えうる建築ということで別の意味の展示会になっちゃいそうです。

同じような”家系”の作品は多いんですが、
例えば
吉山奏くん(9歳)の作品
 「レンガのお家」 

これなんかは、一見してアートだということがわかりますが、

もう一度見てください。
谷口雄一くんのはこれです


13歳というと中学一年生の男子でしょ。
これほんとにメルヘンの世界を表現したかったのかあやしいいぃ
しかもタイトルが「ハウス」ですからね。
挑戦的です。
これはこのまま新宿の駅前なんかにおいておくと妖精さんが住んでくれると思います。

で、おかしいと思って少し調べると・・・
この「ハウス」を作ったのはたぶん別人です。
たぶんHP製作者のミスだと思うけど。
「りそうのいえ」という作品と谷口雄一くんの「ハウス」が同じ画像になっちゃってて、作者紹介の写真を見ると、作者は小学生のきょうだいですね。
まあ、これが理想の家というのも困るというか、むしろ彼らの将来が心配になるんですが、
中学生の谷口くんが作ったと思ったほうが圧倒的に面白いので、そう思っときますw

作品No.69 「タマゴ
半田元太郎さん

もう25歳のこの人の作った作品は、ただただすごい。
っていうか、これダンボールなの??? と一番思わされる、ある意味卑きょい、単独で独走しちゃってる作品。
主催側からすると、この人の作品技術はバラエティを持たせる上でも、クォリティを底上げする意味でも必要な人だとは思うけど。

で、実はこの人は前回の優勝者。
そのときの優勝作品さすがに二回連続で、技術がぶっとんだこの人にグランドチャンピオンの座をあげてしまうのは、いろんな意味で僕もまずいと思う。
その意味で、今回グランドチャンピオンの座に輝いた14歳の少年。
彼に王座をあげた判断はけっこう気が効いてる。
(このコンテストは純粋な競争やコンペでないはずなのでイベントとしてはこれでいい)

そんでこの回(G4)のグランドチャンピオンは、14歳の中学生。
吉本直生君。
作品は 「書写山ロープウェイ」 


こういうジオラマ系の作品はいいね。
素材がダンボールだと思うとなんとも愉快。
今年もG5が開かれるみたいなので、僕はネットで観覧させてもらおう。
そういや知り合いの実家が姫路で、地方の都市に興味のある僕は、彼が帰省するたびに姫路駅の周辺などをデジカメで撮って来てもらったりしたのだけど、G4の会場は姫路駅からすぐなんだよね。

G5に行かないかい? Tくんw




一昨年のG3会場の方がシックで広くて好きな感じ。

2002年のG2会場は屋台とか出てたらお祭り気分で雰囲気いいね。


ちょっとG3の作品も紹介(年齢は2003年当時)

これツボ。
東本和将くん(10歳)と東本英里香さん(13歳)の作品
ぼくの家の冷蔵庫

ディティールの作りこみがリーメントの食玩を思わせる。
一部、本物の市販品をいれてるのがちょっとズルいかな?

姫路工業高校の鶴谷歩さんの作品
LABYBINTH
遠めにはダンボールでできてるとは思えないような優雅さがある。


須方のぞみさん(17歳)の作品
Princess of Mermaid
こんなの作れるんだーっていうような迫力の作りこみ。
そんで、ダンボールの素材感を生かした効果で、ちょっとキモいのがツボ。

嵯峨山靖さん(49歳)の作品
姫路城

でた、馬鹿系!
もう馬鹿でしかこういう発想でない。
ダンボールで姫路城作っちゃうアレな感じ、大好き。
G4でも姫路城つくった人はいたんだけど、こっちの気合入れた作品のほうが馬鹿加減で勝ってますね。

G4の優勝者
吉本直生くんのG3での作品
デコレーショントラック
あんまぱっとしないのね。

ええーなんだこりゃーと思ったのが
米谷拓哉くん(9歳)の作品で
友引高校

これって・・・『うる星やつら』の友引高校?
しかもアニメじゃなくて漫画版のほう。
たしかに形は合ってる。
しかし、なんでいまさらうる星なんだろう。

「本の世界部門」に応募してるので、他の作品はみんな童話の世界から題材をとってるんだけど、その中にひとりだけ漫画の題材で。
しかも9歳の少年が
友引高校・・・・

漫画のファンなのかなw
僕がうる星にハマったのは10歳のころなので、まああの面白さは今の子供にもわかるんでしょうね。


と、公式HPに載ってる作品をひととおり僕の視点で紹介してきましたが。
このページ、作品紹介だけでなく、会場の様子、受付の様子まで、豊富な写真で紹介してるので、見所がかなり多く、
僕みたいなふらりとやってきたネットの閲覧者でも非常に楽しく見れました。
いろんな中途半端なWEB知識を使って作られてるので、ページがムダに糞重いのはなんとかしてほしかったですね。

それと、たぶんこのHP、オタクの人が作ってるのは間違いない。

ここに動画がある。(30Mあるので気をつけて)
この動画がまたエンコードがヘタクソで走査線でちゃってる上にムダに重い。
20分ほどあるのをじっと見てしまった。

ダンボールアートの作り方を説明してるのだけど、
出演してるのは恐らく関係者たちだろう。
ストーリーをもたせてるあるが、自前で小芝居しながらムダに過剰な演技やカット割りを駆使した作り。
なんか、そのチープさが生々しくて面白い。

BGMには特撮番組のマイナーソングを無意味に使ってるのが怪しい。
『キカイダー』の挿入歌とか、『帰ってきたウルトラマン』のボツになった幻の主題歌なんか参加者の誰がわかるのか。

一応大きめのしっかりした母体のあるイベントなんだし、著作権関係はきちんとしといた方がいいんじゃないかなと心配してしまいました。
まあ著作権ドン無視の僕のブログでいうことじゃないですけどねw

これって会場で流されたビデオだと思うんだけど、
それをPCで見れるようにしてるのは、インターネット時代ならでは、って感じがして非常にいいですね。
もともと僕は兵庫県あたりの市民の日常に興味があったので、製作者の吐息を感じるようなこういうネット展示はいろんな意味でツボだった。


そういや、このページのBBSにはアイコンに特撮やアニメのものが使われてるので、同一人物の仕業に違いないw

2005.03.24 Comment:1 | TrackBack:0
『BECK』という月刊少年マガジンでやってる音楽漫画が話題になってるのはちらほら耳に入ってきていた。
ハロルド作石の作品は『ゴリラーマン』も『ストッパー毒島』も読んだ事ないのだけど、ここまで騒がれてると気になる。

音楽という、漫画で一番不得手な題材を選んで、音が聞こえてくるような錯覚を起こさせるってのは、こりゃすごいんじゃないかと。
そういや昔は『Toy』なんてのがあったけど、どうもスカした感じで好きになれなかった。

『BECK』は、深夜のヲタアニメをビデオに予約録画してた後番組だったんで、たまたま1話目からアニメをチラチラ見ることができた。
なんというか、こういうガチンコのサクセスストーリーにあざとさとかを感じるんだけど、そういうものを開き直ってファンタジーを提供する明確な意思みたいなものを感じたので、けっこう好きかも。

内容的には少年のベタな夢物語なんだろう。
OPアニメを見てると、原作を全く知らなくても、最後はアメリカでブレイクという図式なのはわかる。

これって、突き詰めると少年マガジンの王道の「白昼夢」をパッケージした商品のバリエーションじゃないかな。
なんのとりえもない少年が、なぜか美少女に囲まれてモテモテという路線の軟弱漫画と、読者に求められるメンタリティはさしてかわらない気がするんだけど、
やっぱ僕も差別主義者なので、ヲタ漫画は断罪して、こちらはアリです。
といいつつ、僕はオタな高校生活を送ってきたので、こういう青春にはシンパシーを感じないのだけど。

というか、物語はベタベタでも、作者の奇をてらった手法がうまいことハマってる気がして、イヤミでない感じで、ヲタからみた漫画作品として面白そう。

バンド名の由来が、BECKという名のツギハギだらけの謎の犬で、それが作品タイトルにもなってる。
遊び心としても面白いけど、なんだか「これはファンタジーですよ」という作者の宣言にも思えるし、ならばベタベタな内容をひねくれた手法で展開する作家としてはフェアだと思った。

ダイブリという伝説のバンドと親交のある、ちょっと不良っぽい”目上の”少年が、なぜか主人公の隠れた才能に惹かれてまとわりついてくるという設定も、下町の普通のオッチャンが師匠になるとこも。いかにも少年マガジンぽくてベタベタ。

しかしそこはちょっとひねってあって、
この竜介くんという目上キャラが、英語ベラベラで銃も隠し持ってる。そんでダイブリのメンバーとバンドをやっていたというあからさまにフカシ臭い彼の話が「全部本当」ってとこがミソで、そこがひねくれてて面白い。
1000のインチキの中に1の本当はありますよと。

そんで、主人公コユキは、ことごとくこの「当たりくじ」をひいていくのだ。
そう、BECKは宝くじに当選した人の話。

もう、アイドルオタクのコユキが「ミラクルボイス」の持ち主ってとこは、作者の既存漫画への皮肉混じりのパロディなのかというくらいベタベタのベタだ。
ぶっちゃけバンドメンバー募集の要項で「当方Vo。他全部募集!」というやつの切ない気持ちを代弁してやってるんだこの漫画は。

まあコユキくんはギターも弾けるようになってきたけど、ヴォーカルはカラオケ程度の技術でもなんだかできそうに思えちゃうからね(そこがすごい勘違いなのだがよくある勘違いでしょ)。
そのへんもあざといなあ。

メンバーのほとんどが、象徴的な夢(寝てみるほうの)を見てるというのもあざとい。
ジョン・レノンやフレディ・マーキュリーやらジミヘンやら、あっちにいった人たちが次々にでてくる夢。(彼らがゴミ拾いをしてるのはBECKの初の大舞台である「グレイトフルサウンド」への伏線)

この、どこかライトノベルの「前世では~」みたいな、オカルトなノリをちゃっかり頂いて、音楽漫画としてリリースしたことがえらい。

で、アニメ化に際してはちょっと気を使ったと思うんだけど、
『NaNa』って少女漫画では、あまりの人気にCDが発売されたというし、BECKのCDはどうなんだろうね。

コユキの役をやってる声優さんは子役時代から保ってる幼い声芸の浪川大輔の他にもうひとりインディーズの人なのかな? 歌専門の人がいて、メインヴォーカルの千葉くんの声にも、もう一人「歌の人」がいる。
その歌の人が「ミラクルボイス」とはあんま思えないのだが、これはけっこう作品として致命的かも。

原作のある作品なので、原作ファンは音のない漫画にたしかに音楽を”聴いて”るわけで、その音楽は読者の頭の中で果てしなく理想化されてるはずなので、ハナから無理な注文なのだ。
だからといって、諦め気味なのもどうかなあ。

オーディションでもして、連動企画にすれば良かったのにと思う。
僕はマッドハウスの制作したアニメが軒並み好きなので、他の部分がハイクオリティなだけにもったいない。

この番組は恐らく2クール(26話)なので、
今回の24話は、あと2話で終わりそうな盛り上がりをみせてた。
原作でもここがターニングポイントで第一部終了って感じらしいので、いいアニメ化だったかもね。

国内最大級の野外音楽フェスティバル、「グレイトフルサウンド」へのチケットをキャンセル待ちのようなタイミングで手に入れた我らがBECKは、バンド存続の命運を賭けたいちかばちかの大バクチに挑むことになる。

1~3まであるステージの1と2をそれぞれ人気バンドの固定ファンが数千~数万の客で埋め、ほとんど無名のBECKは500人。

ステージ前に、メンバーがケンカ別れで散りぢりになって、監禁されてステージにいけなくなったり、迷いが出て放浪したり、裏で悪者プロデューサーが暗躍してたり、あきれるほどの馬鹿らしい展開なのだが、もはや全てが許せる。
これは計算された形式美を目指したものであって、そしてその一つのバリエーションの完成形なのだ。
そこに僕は予定調和の美学を見た。

雨で機材はトラブるわ、メンバーの二人はいないわ、バンド存続の勝負をかけたステージに500人しかいないわ。

そんで、そこから予定調和のミラクルに向けての大疾走がはじまるわけですよ。
原作漫画のもつ力がベースになってはいるだろうけど、アニメの演出力の貢献もけっこうあったと思う。
エスカレーション具合が素晴らしい。

雨の中で待つ馴染みの客がくしゃみをしてるのを見て、アコギを一本持って「砕け散ってくる」とひとり出て行くコユキ。
ベースの平くんも、もうやる気ゼロ。
この時点で、不利な状況しか見当たらない負の状況。
そこから急上昇する大格差のもたらす快感。
そしてそのミラクルへの最初の一石を投じたのが、平凡だった主人公コユキの行動だったというところが、この回のミソですね。

500人全員というよりは、どちらかというと雨の中来てくれた馴染み客に向けて歌いだしたコユキに中学時代からの親友サクがドラムを合わせてくる。

次第に耳を傾け始める観客。

先ほどまで
「BECKはもうケミストリーがスパークしない」
と致命的なこと言ちゃって、ダルダルだったはずの平は、
夢見るヘソ出しルックおばちゃんの
「あんたこれを見てなにも思わないの。ステージに行きなさい」という説教に、

「わかってないな。コユキのあのテンションにいきなりついていけるわけないだろ」
と、指は弦を武者震いのようになぞって既にアイドリング状態で湯気出そう。

三人のアンサンブルで会場に活気がでたのはいいが、それが3人の限界、あと二人いなければBECKはBECK足りえない。

そこへ欠けた二人のメンバーが次々と帰ってくる。

会場へ駆けつける途中の千葉くんの回想シーンで、どうもハイロウズの歌が流れたような気がしてたら、グレイトフルサウンドのサードステージの客の中に、ヒロトとマーシーらしき人がでてきて、ヒロトっぽい人が千葉くんを勇気付けるたどたどしいセリフを披露。
クレジット見たら本物の甲本ヒロトだった。

高校時代の千葉くんがあまりにイケメンなので最初、別人かと思って意味がわからなかったが、このジェネレーション69というのは作中のハイロウズをモデルにした架空のバンドらしい。
この配役は最終回近くならではの豪華な遊びだなー。

そんで、ついに竜介が伝説の剣「ルシール」を携えて登場(笑)。

BECKのサウンドが完成することになる。
もうベタベタ中のベタの王道な展開だけど、剛速球の直球がおしっこ漏れそうなほどの球速なので考えてたり突っ込みいれてる暇はない。

それに天が(つーか作者だけどね)呼応してか、BECKは運も味方につけ、大逆転が始まる。

1stステージのベル・アームは、
Voのヨシトが率い、栄二も参加してる、今回の目玉バンド。

ヨシトはコユキの恋敵で、栄二は竜介とはかつてバンド仲間だったが方向性が違って決別した、「売れセン狙い」の苦労人。

袂を別った二人の運命的対決と恋模様。
そして「本物のロック」VSビジュアル系の「インチキロック」との対決の図式はあざとさ満点、サービスも満点。

ベル・アームをプロデュースする元人気バンド、ノワールの蘭の裏方の会話で、売れ線のバンドのぶっちゃけ話がでてくるのだが、
「ヨシトの唄ベタですねー」というスタッフに、
客の熱気でステージが一時中止になる段取りまで含めて、「所詮は予定調和の世界」の作り物だと豪語するのだが、これって、まさにBECKがやってる確信犯的な作業とかぶっていて、これのセリフ書いたときの作者があくどい笑みを浮かべてるのか、イタズラッ子の顔をしてるのか皆目検討つかないw だってそれ、まんま『BECK』やん!

ここでベタといわれてるヨシトの唄は、歌唱力をさすのだろうけど、
番組内で使われてる曲を作った人は、どんな心境なんだろーw

大きなバラのロゴを配して、「バビロン咲く花~♪」となにやらソレっぽいサビを歌うヨシト。それにあわせて一糸乱れぬ振り付けを躍る女の子達。
なんだか黒夢を思い出しちゃったんだけど、これ見たビジュアル系のバンドの人はカチンときたろうなー。もしくはいたたまれなくなってカールスモーキー石井みたいに、ソロ活動始めたりしてw

んで、この1stステージと2ndステージが雨で機材が故障し、当初同じく故障でスタートが遅れ500人しかいなかった3rdステージに客が流れ始める。

最後は「音楽のもつ力」で、ベル・アームの客を奪っていくBECK。
前半の山場みたいなので、全ての伏線を集約させた構成が見事で、熱狂をストーリーで表現しようという剛速球の力技には感心した。
残り2話が楽しみ。

アニメのBECKのHP

2005.03.19 Comment:4 | TrackBack:0


脚本:高久進 演出:白根徳重 作画監督:森下圭介

    あらすじ
ロケット工学の権威で兜十蔵博士の盟友でもあったゴードン博士が光子力研究所を訪ねていた。

その頃、ドクターヘルの海洋型機械獣グロッサムX2が太平洋で船舶を次々に襲っていた。
ゴードン博士の妻子も犠牲になってしまう。
博士の協力によりマジンガーZを水中用に改造してグロッサムX2に立ち向かうのだった。

演出がすごい。
語るのはあとにして、まずは問題の部分から。


研究所につくなりゴードン博士に不吉なニュースが知らされる。
沈没事件が続発している海域に妻子の乗った船の航路も入っていたのだ。
たしかに青ざめるようなニュースである。

しかしだからと言って本当に青くなるとは思わなかった。

図1
ニュースを聞く直前の顔。

図2

ニュースを聞いた直後。

弓教授もびっくりだ。
「ど、どうしましたゴードン博士!」


悪魔が乗り移ったか、致死性の謎のウィルスに感染したのかもしれない。
しかしまあ演出上「顔が青くなった」ということはどうにかわかります。
「妻と娘の身が心配だ」と語るゴードン博士。

ここでさやかと甲児たちのカットが入ります。
「ええっ」




「私は光子力研究所の招待をうけて、一足先にジェット機で日本に来たのだが、妻と娘のリサはいまごろ太平洋上でのんびり船旅を・・・」
ってまだ顔青いのかよ。


顔があそこまで青くなっただけあって、ゴードン博士の不吉な予感は当たってしまいます。

光子力研究所のTVにセント・クイーン号が沈没したというニュースが流れる。


 「ば・・・ばかな! 妻のメアリーと娘のリサは死んだというのか・・・! うう・・なんてことだ・・・」

直後に甲児君はこう言い放ちます。

「それにしても、どうしてこう次々と船が沈没するんだろう」

いや、たしかに疑問ですよ?
船の連続沈没事件は不自然だし。
だけどこの場面で妻と娘の受難を知って悲しむゴードン博士はスルーですかそうですか。

さやかさんも、甲児君のこの疑問にノリノリで、ここからわけわからんコント発動です。

さやか「それが問題なのよ」


甲児&さやか
「ひょっとするとー これは ドクターヘルのしわざかもしれない」

同時に同じことを考えていた甲児君とさやかさんは、思わずハモってしまいます。
一言一句たがえずにハモってしまうところを見ると、いつもすれ違いの二人は案外相性がいいのかもしれませんね。

その間も悲しみにくれるゴードン博士はスルーです。

 弓教授「なんだって!」


さやか「甲児くん、あなたもそう思う?」


甲児「ああ、もちろんだとも」

悲しむゴードン博士のことは誰も気にせず、もうすでに忘れ去られています。
哀れゴードン博士。がんばれゴードン博士。
僕だけはあなたの味方です。

さやか「とにかく大橋沖へ行ってみましょうよ」

甲児「よし、行こう!」

悲しむゴードン博士をおいて、二人は出て行ってしまいます。
ゴードン博士の心痛は察するに余りあります。
さぞかし悲観にくれている事でしょう。

・・・・


あれ・・・?



ひとごとだー!

立ち直りはえぇー・・・


------------------


さあ、びっくり演出にひとしきり小躍りしたあとでフォローもしときましよう。

この時代のアニメというのは、劇画ブームの影響を受けてアニメーションが漫画映画から「映画的」に変貌を遂げていく過渡期にあったため、アニメ制作の現場では手探りで演出上のいろいろな実験が行われたと思われます。

マジンガーZは、この時期の一ジャンルとなったパイオニアであったので、のちのTVアニメ演出につながる数々の方法論を生み出したことでしょう。

この第18話ではドームの中で巨大なマジンガーにドッキングするパイルダー号のバンク(使いまわし)カットがあるのですが、広大な背景をスクロールさせてのカメラワークの演出は見ごたえがあります。

こういう会心の1カットを生み出す影で、ショボショボの数カットが生まれてしまうのも仕方のないことかもしれないですね。

ただし、今回紹介した部分は、明らかに監督の手抜きによる罪が大きいと思います。
ゴードン博士が悲しむ場面では脚本家の高久進が、いくらツギハギ作家だとしてもこんな無神経なミスを犯すとは思えません。ツギハギを上手く誤魔化すのも高久の得意とする小技だからです。

恐らくですが、脚本段階で(監督の演出にゆだねて)省略した部分をこの監督はそのまんま脚本ベースに構成して機械的にコンテを切ってしまったのではないでしょうか。

いまのアニメでは考えられない惨状ですが、これもアニメ大国日本の基礎を作るのに必要なあだ花だったわけで、そう思えばもう二度と見られないような珍奇な演出も愛しくさえ感じられますね。
2005.03.12 Comment:0 | TrackBack:0
mixi(ミクシィ)というのが流行ってるらしく、二ヶ月ほど前になんかのついでがあってネットの知り合いに入れてもらった。

僕自身はmixiにはなんの興味もなく、面白くもなんともないと思ってるのだけど、ハマってるひとはハマってるみたい。
ここ数日、2chでmixiのアレレな人をヲチするスレッドで見かけた気になる人物がいて、スレで晒されてるその人のコミュニティを、せっかくmixi入ってるのだからと覗いてたりしたのだけど、

その過程ですがやみつるという名前を見つけた。
あのすがやみつるかなと思ったら、あのすがやみつるだった。

僕の世代ではすがやみつるはすごいネームバリューなんだよね。
残念ながら『ゲームセンターあらし』という代表作だけであとはヒット作に恵まれず、失礼ながら第一線から退いた人だ。
だけど、80年代初めにこの人がどれだけすごかったかというと。
ドラえもんに続く、コロコロコミックの第二の起爆剤であって。コロコロののちのスタイルを確立した始祖であって、
もう、別冊コロコロコミックも月刊コロコロコミック本誌も表紙はドラかあらし。
別冊などはあらしがメインだった。
そのすがやみつるをミクシィにみつけたのだ。

まあ、有名人はけっこういるし現役の漫画家もたくさんいるんだけどね。
見つけた限りではとり・みきがいた。
しかしこういう有名人はだいたい足跡を辿ってこないものだが、すがやみつるが足跡に・・・・
なんか僕のくだらないトップページを見られてるかと思うだけで緊張する。
タイムマシンで小学生の自分に教えてやりたいね。
「おい、すがやみつるきてんぞ!」

小学生の僕はこういうだろう。
「え、ホント? すげえ!」

・・・そういや小学生の頃の僕は、すごく単純馬鹿だったので、驚かしがいがあまりないことに今気付いた・・・。
「ウソこけ」と
疑ってかかってきてくれればこそ、驚かしがいがあるというものだ。
なんという小学生の僕の不甲斐なさ。
少しは疑えよ。
まあまずインターネットの仕組みやWEBサイトの説明から始めなければいけないのが難だな。
原作のあるアニメ番組は、漫画家が自分で描いていると思い込んでるこの馬鹿な少年にワールドワイドウェブというものをどうやって説明しよう。

ていうかまさかン十年後にこういう妄想にふけってる大人になるとは夢にも思ってないだろうな、なんか申し訳ない。
ごめん小学生の俺。

ともかくすがやみつるが来てるのはちょっとビビったのだけど、反面あまりうれしくない部分が。
正直、少年時代のあこがれの人には下々の方までは降りてきて欲しくないのよね。

僕は漫画少年だったから、当時の野球でいったらコロコロは巨人軍。
そこの看板作家は、王貞治とか原辰則くらいのスターと同じ。
スターには昔の美しい記憶のまま上の方で輝いていて欲しいので。
すがやみつるの場合、いち早くパソコンに興味が行って、自分でプログラムを組むくらいのマニアだったから、このインターネット全盛時代に、ミクシィにいるのもなんの不思議もないんだけどね。

これここに書いちゃうと、
エキサイトのこのブログはミクシィの日記にもリンクさせてるので、もしもまた僕がすがや先生のミクシィのページを覗いたときに、その足跡を辿って先生が再びきたりしたら、この日記の表題も目に付いてしまう可能性がある。
だからしばらくすがや先生のミクシィを覗くのはやめとく。
ないと思うけど、万一もう一度覗きに来たらしょうがない、うまいことひらがなの漫画家の中に埋没させてあるので気づかないだろう。

あ、さいとうたかをだけど、
これまたビックリ。
今日たまたま家族が、町内会で聞いてきたのだけど、僕の家の目と鼻の先。
歩いて1~2分のところに、5年ほど前まで『ゴルゴ13』のさいとうたかをが住んでいたというのだ。
しかもけっこう昔からの住民だったらしい。
えーなにそれ! 初めて知ったよ。
普通に道ですれ違ってたかもしれないじゃないの。
今はつぶれてしまった街の床屋が『ゴルゴ13』全巻そろえてたけど。
そこさいとうたかを来てたりしてね。
なんか気付かなくて悔しいなあ。

2005.03.06 Comment:0 | TrackBack:0
僕はクーンツが好きで、
モダンホラーの代表選手としてスティーブン・キングと対比されるこの作家の作品志向に傾倒してるので、比較論がでたときは迷わずクーンツと答えることにしてる。
悲観的な話は嫌なのだ。
キングの作品を読んでいると、魅力的な主人公が自己犠牲で死んだりする。
お話とはいえ嫌な気分になる。

クーンツはそこを意図的に明るい話にしている確信犯的な人で。
お金を頂いてエンターテインメントを楽しんでもらう以上、読後感もさわやかになって本を閉じて欲しいという職業的ポリシーをもった人。
そのエンタメへの姿勢を尊敬する。

だから、この人の作品は安心して読んでいられる。
もちろん、最後のページをめくるまで、主人公は絶体絶命の危機の真っ只中に放り出され、
いつ死んでもおかしくないくらいの危機が迫るのだが、
絶対死なないことはわかってる。
わかってるけど、ハラハラしてしまうのはクーンツの筆致の勝利。

80年代まで乱作も多かった人らしいので、年一作ペースになってしばらく経ってからの作品ばかり読んでた自分としては、
まだ乱作時代の作法を引きずってるようなイメージのある、80年代中ごろのこの作品はやや不安があった。

ブードゥーとか、動物パニックものに近いノリが好きでなかったので、
めずらしく速読で前半は飛ばし読みに近い読み方をしてたのだけど、
読みすすめていくと、さすがクーンツ。
じわじわと読ませる。

まあ、総合的にぶっちゃけた感想をいうと、フツー。
それ以上でもそれ以下でもない。
クーンツのほかの作品には震えるほどの傑作もあるので、比較するとどうしても凡庸な印象。

クーンツ自身の手による「ベストセラーの書き方」の手本のような類型的な作品でひねりがない。これまでのクーンツのお約束はだいたい入ってるハリウッドのパッケージの作品のよう。
そこがクーンツの悪いところでもあるんだけど。

主人公の「正義の人」という設定が、スケールの大きな悪魔と戦う上でキーワードになってるあたりはうまいと思った。
前半のチマチマした小悪魔に退屈してるうちに、いつのまにやら、物語はテンションをあげていって、最後には巨大な顔をもちハリウッドの最新のVFXでしか表現しようのないようなまがまがしい悪魔が出てくる。
たかだが人間を恐れる悪魔という、にわかには承服しがたい内容への不満や疑問を、「正義の人」という独特の設定で読者を説得し、疑問を難なく回避し。さらには、クーンツの掲げる「愛」「勇気」といったテーマと融合させててよかった。

作中の、悪魔の大群に追い詰められた主人公の心中を描写するシーン。
主人公の気持ちを書いていたはずが、この改行のない長文はいつの間にか作者自身の演説に変わっていく。

悪は絶望を食べて大きくなる。
悪に対する最大の武器は希望、楽観、固い意志、そして信念だ。
彼ら四人が生き延びるチャンスは、希望をいだきつづけ、生きることが(死ではなく)自分達の宿命と信じ、善は悪を打ち負かすと信じる、ただひたすらに信じる力にかかっていた。

ステレオタイプの聖と邪の戦いを描きながらも、
この描写には非常に個人的経験から思うところがあったもので、
クーンツの楽観論は、彼の正義論ともどもクーンツの人生訓が漏れ出ているように思えた。

なぜなら「悪」というのは、人間のもつ悪意に他ならず、
神や悪魔の代弁者として物語は進むのだけど、
人間の絶望を食べて生きる「悪魔」が、物語や映画のわかりやすいクリーチャーや「悪魔」などでなく。
人間の形をして他人から生気を奪い取ってなにくわぬ顔をして肥え太っている。
その愕然たる事実は、物語以外の現実から学ぶしかなく、
クーンツのこのエンタメ作家としてのポリシーだけでは語り切れそうもない、強迫神経症的ともいえそうな希望論や「信念」は、きっとニュース番組などから得た机上の見解だけではないだろうなと、
僕は勝手にそういう共感をもったからだ。

日本の新しいホラー小説の地平を作ったとして有名な「黒い家」を最近読んだのだが。
その「悪」に関して、別のアプローチをしてる作家が貴志裕介ではないか。
モダンホラーの雄クーンツと貴志裕介は実は根底で同じテーマを書いてる。
それは「悪意」の恐ろしさだ。
ホラーが怖いのはそれが現実につながる恐怖だからであって、
貴志裕介はラストで読者に「希望」をもたせるようでいて、
おざなりな楽観を提示している。
その中途半端さが、いかにもお茶を濁すようなやり口だったので、
作者は逆に絶望的な人間観や厭世観を強調したかったんではないかと疑ってさえしまう。
最後に提示した希望がおざなりだから逆に絶望が濃くなっているように思えるのだ。

クーンツの楽観主義とはまったく逆だ。
クーンツの楽観は脅迫的なまでの押し付けであり、
読者もその楽観を微塵も疑ってはいけないのである。
もはや宗教的で白雉的すらあるが、僕はこの楽観がすきなのだ。

ペシミズムは何も生まないが、妄信はなにかを生み出すことがある。
それがマイナスであれプラスであれなにかを生み出す。
妄信は現実を攻める力を持ってるからであって、クーンツ的楽観はそんなことばかり考えている僕の、いま求めてるものであるのだ。

2005.03.05 Comment:0 | TrackBack:0
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