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実に良かった。劇場版が。

劇場のあまりの大入りと評判のよさに、気にはなってたタイトルだったので、
正月潰して二日連続ドラマ全話放送に付き合ってしまった。

ドラマのほうは正直、あんま面白くなかったので肩透かし食らった感じだったのだけど、
ドラマの後日談を描いたスペシャル版が地味ながらわりと良くて、
それらを観てないと、映画はあまり楽しめない作りになってるということもあり、(映画が本当に良かったので)ドラマで予習をした甲斐もあったというものだ。

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監督はドラマと同じ人みたいだけど、
ポップな感じを出そうとしてアップやカット割りを多用してたドラマ版と打って変わって、レールを使った移動撮影を多用して編集でつなぐやりかたで重厚感を出していた。

脚本も、権力者の巨悪と庶民の巻き込まれた刑事事件を対比的に描くことで、
ドラマではいまいち描ききれてなかった感のある「HERO」というテーマをうまく照らし出していた。
花岡代議士のアリバイが崩れたとたんに、
さーっと潮が引いたように、法廷から人がいなくなるところが映像的に実に上手い。

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あと、キムタクが役者として成長してたのも大きい。
歳を食って、輪郭が引き締まった気がする。
輪郭だけでなく、ドラマの2001年頃はなんか精神病んでるような、そんな内面が表に出たような見た目の気持ち悪さがあって、それは映画のあとビデオでドラマを見返してもやはりそう思うのだけど、その病んでた感じが消えた。

セリフにも感情がこもっているし、
モノマネ芸人のホリがやってるような「キムタク」だけしか演じられなかったドラマの頃よりも、きちんと役作りをしていると思った。

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キャスティングはかなり豪華で、ドラマも含めて良いキャスティングだと思うけど、
映画はタモリだけが残念だった。
タモリさえいなければ・・・
いや、トレードマークの黒眼鏡さえ外してくれれば文句はない。
日本に詳しい人の多い台湾はともかく、韓国の観客はタモリをタモリとして観ないだろうから字幕の不便を加えても得だったかも。
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2009.01.04 Comment:0 | TrackBack:0
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